私のテープ起こし方法:機材とソフトなど

テープ起こし40年のアイキャッチ画像テープ起こし

はじめに

現在、私が行っているテープ起こしの方法について、機材・ソフトなどを含めて具体的にご紹介いたします。一般的な方法とは少し違うかもしれません。ですが、これからテープ起こしをはじめる方には参考になると考えます。

 ここに記載されている項目については、あとで途詳しく説明したいと思いますので、今回は概要の紹介です。

 なお、ここでは録音機材についてはふれません。データを受け取ったあとのやり方についてのみになります。

※ご注意:以下は個人的見解です。自己責任でのご参照ねがいます。

 

1、テープ起こしに使う機材

 

普通のWindowsパソコン

普通のWindowsのパソコンを2台使っています。一台はWindows10(COER I5,MEMORY4G)、もう一台はWindowsXPを予備で使います。パソコンに問題が発生して作業ができないということのないように、古いマシンを予備を持っているということです。

安物キーボード

激安、1,000円から2,000円ほどのパソコンショップで一番安い製品を使っています。理由は高級なメカニカルタイプは、入力時に力が必要なので長時間使用していると疲れます。キーボードは配列だけでなく、キーの大きさのレイアウトも重要です。いま使用しているものが一番楽だからですね。私は使ってみてよいキーボードに出会ったら、すぐにもう一台取り置きしておきます。これは長年の癖です。

高級ヘッドフォン

普段使っているのは、オーディオテクニカの高級タイプのヘッドフォンです。インナーイヤホンなんかでやるよりも、オーディオ用の高級なタイプを使うと非常に鮮明に聞き取れるので作業効率がちがいます。

ヘッドフォンにはお金をかける価値があります。一般的なイヤホンは20,000Hzまでの製品が多いのですが、目安として30,000Hzまで聞こえるモノをお勧めします。聞こえ方が段違いの鮮明さです。

 

2、パソコンで使用しているソフト

日本語辞書(IME):A-TOK

MS-IMEは変換効率がよくないので使いません。最近はGoogleのIMEも併用して使うことがあります。とはいえ、だんだんとその差はなくなりつつあります。IMEについては、どれを使うかという問題とは別に、どうカスタマイズするか、育てていくかの課題がありますが、別の機会にゆずります。

ワープロソフト:一太郎

フリーソフトのエディターか一太郎をつかいます。ワードは、余分な機能がジャマなので使いません。

長時間の音声の場合は、エディターで入力だけして、仕上げはワードにします。以前はすべてエディターを使って入力していましたが、今はパソコンの性能がよくなっているので、一太郎でも重く感じません。

一太郎を使うときは、入力しながらレイアウトもしていきます。ですが普通は入力とレイアウト等は別にするほうが早く仕上がります。

音声編集ソフトAUDITION

はほとんど使いません。ソフトで修正が必要な程度の録音状態のものは、だいたい採算があわないからです。ただ、どうしてもノイズを消したいといったときは、アドビのAUDITION CCを使うこともあります。

基本はソフトで補正が必要なようなデータは受け取るべきではないと考えています。この点については仕事だから何でもやるというスタンスと、仕事だから採算が取れないものはやらないというスタンスがあります。

 

3、入力方法は親指シフト

 

 一般的に入力は、ローマ字入力かカナ入力だと思いますが、私はテープ起こしの時は親指シフトをつかっています。ローマ字入力やカナ入力より、親指シフト(NICORA)の方が、ずっと早いからです。

 ただ会計関係の数字が多い仕事の場合、親指シフトではめんどうなので、ローマ字入力も併用しています。パソコンのところで予備を一台と紹介しましたが、入力も一つの方法でなく二種類のやり方ができるほうが便利ですね。

 

4、校正は一太郎・ワード両方を使用

最後の仕上げは、納品形態にあわせてワードで行いますが、校正についてはワードと一太郎の両方でします。それぞれ多少の違いがあるので、両方使うことでより仕上げの精度が上がります。

納品のファイル形式は、①ワード文書、②PDF文書、③プレインテキストの三種類にしています。ワードだけで問題はないのですが、一応三種類で納めています。

 

5、機密性に応じたデータの受け渡し

 

音声データの受け取りや納品は、データによって変えています。機密性のないものはネットで行い、機密性のあるモノは直接のやり取りか、宅急便を使います。データの重要度、機密性により違うということです。大切な内容をメール添付では怖いですよね。

これまでやってきて一番やりやすい方法は、Dropboxを使うことです。日常的に取引のある相手とは、おたがいにDropboxのフォルダーを共有します。これで音声データの受け取りから、ファイルの納品までデスクトップのコピペで可能です。

簡単に私のテープ起こしについて、機材からソフトをふくめ紹介させていただきました。それぞれの項目ごとに、もっと深く説明が必要だと思います。私のやり方は、安物キーボードと高級ヘッドフォン、A-TOKと親指シフト、そしてDropboxの活用ということになるでしょうか。

次回はタッチタイプについての紹介を予定しています。

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