素起こし、ケバ取り、リライトの違いについて

テープ起こし

テープ起こし原稿を納品するにあたって、どのような起こし方にするのかについて、よくわからない、結局どれにしたらいいの、というご質問をいただいております。そこでテープ起こしの方法についてご説明いたします。

素起こし・ケバ取り・リライト

テープ起こし新潟では、1素起こし、2ケバ取り、3リライトの三つの起こし方を基本にしています。これは一般的な起こし方の分類にもとづいています。

しかし、これらの起こし方については、それぞれの業者によって多少の違いがあります。

たとえば同じケバ取りといっても、どこまで取るのかというのは、業者によって違い、さらには担当者によっても少し異なります。それは歴史的にテープ起こしという仕事が成立してきた経過と、日本語の曖昧さにもよると思われます。

ですから、ここで紹介する三種類の区分は、一般的な区分を参考にはしておりますが、あくまで「テープ起こし新潟」による区分内容です。弊社へご発注いただく場合に、ご参考願います。

■素起こし

意味のない音、口ぐせ、繰り返し、言い間違いなども含めて、完全に言葉どおりに起こすこと。

■ケバ取り

言い違い、口ぐせ、無意味な「あのー、そのー」などの音、完全な繰り返し、などを削除して起こすこと。

■リライト

なんらかのかたちで文章を書き替えることを全てを含む。主に整文、編集、要約。

整文:ケバを取り、最低限の語順を変更し、最低限の言葉を補い、文末を整える。
編集:そのまま雑誌などの記事に使えるよう、小見出しを入れて指定の字数に合わせる。
要約:話の内容を指定の字数にあわせて簡潔にまとめる。

 

結局どれにしたらいいのか

どの納品形態を選ぶかは、テープ起こし原稿を最終的にどういうかたちにして活用するのかにより決めます。一言一句を正確に文字にした原稿が必要であれば素起こし、ムダな音や音声を取り除いて分かりやすくしたいならケバ取り、そのまま使える文章にしたいのであればリライト、というふうにです。

素起こし:厳密な起こしが必要な場合

秘密の録音、交渉記録、裁判資料などは、素起こしの場合がおおくなります。一言も漏らすことなく、できる限り正確に音声を聞き取り記録します。これにより、音声の内容だけでなく、その場の雰囲気も再現できます。

そこまで正確な記録を意図しない場合でも、テープ起こしを発注する業者のレベルが不明な場合は、とりあえず素起こしで行うこともあります。

ケバ取り:最も一般的な納品形態

素起こしの他はケバ取りが基本です。講演会や議事録、インタビューなどの場合はケバ取りが多くなります。

リライトをする場合にも、テープ起こし新潟の場合は、まずケバ取り原稿を作り、そのあとでリライトを行いますので、リライトの基本にもなります。

ケバ取りで発注する場合には、どの程度までケバを取るのかなど発注時に指示をした方が出来上がりが良いでしょう。

リライト:あらゆる場面に対応可能

弊社でのリライトは、ケバ取り原稿を作った上で行い、お客様のご希望にあわせて可能な限りの対応をしております。一般的な整文から、編集、要約、ニュースレターなどの版下制作まで承ります。

報告書やニュースレターなど、テープ起こし原稿の活用方法が決まっている場合は、最初からリライトで字数などを決めて発注すると短納期で可能です。

リライトを希望される場合は、整文から版下の制作までさまざまなやり方がありますので、できるだけ詳しくご希望を言っていただければ、それに合わせることができます。

不安な場合は事前に相談を

もしテープ起こしの納品で、どれが適切化を判断しにくい場合は、遠慮なくお問い合わせください。テープ起こしの活用方法などをお聞きして、適切なアドバイスをさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

※参照:廿里美著「『テープ&音声起こし』即戦力ドリル」

 

以上

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