知事選が告示:争点は柏崎原発にたいする姿勢

まちづくり

県知事選挙がスタート

なんともお恥ずかしい理由により、県知事が辞職したため、本日5月24日、新潟県知事選挙が告示されました。

突然ふってわいた知事選挙はとても迷惑な話です。

しかし新潟県民の一人として、関心を持っていきたいと思い、わたしも今朝、新潟駅の万代口で池田ちかこ候補の第一声を聞いてきました。

池田候補の第一声には、全野党の代表がかけつけ壮観な顔ぶれがならんでいました。候補の演説は、とても力強くわかりやすくて、「この人なら任せて安心」という感じを受けました。

でも、ふりかえってみれば、この顔ぶれで辞任した知事の選挙も戦ったわけです。壇上で演説したみなさんは、まるで米山知事の事件はなかったかのようです。

本当にそれでいいの?その点を県民が、どのように判断するのか心配です。反発はあるのではないでしょうか。

せっかく作ってきた脱原発の流れを止めてはならないと思うからです。

原発問題と各候補が発する言葉に注視

今回の知事選挙について、わたしは『柏崎原発に対する姿勢』と『人口減少社会への対応』そして『ネット上で使われる言葉』に注目しています。

原発問題は主要な争点ですから、ここに関心があるのは当然です。しかし、だからといって他の政策が見えないようでもこまります。

それにくわえてもう一つ、今回の知事選挙では、各候補はどんな『言葉』を発するのかについて注視しています。

原発問題

新潟県民の7割が原発に反対しているという調査もありますが、普通に考えれば原発などいらないはずです。どの政党を支持しているかにかかわらず、新潟県民にとって柏崎原発は、迷惑このうえない施設なのです。

電力関係者、あるいはそこから利益を受けている人たちでないかぎり、新潟県の庶民は柏崎原発を歓迎しているとは思えません。

まちづくりや地域おこしの努力をどんなにがんばっても、柏崎原発があるかぎり一瞬にして地域が廃墟と化す可能性があるからです。そのことは残念ながら福島の原発事故によって証明されています。

柏崎原発の問題は、支持政党の違いによる対立ではなく、新潟県と東電との対立、あるいは新潟県民と中央政府との対立が本質的だと理解しています。

だから保守系の人にこそ、柏崎原発の再稼働に反対し、国の政策を変更するよう訴えてほしいのです。

東京電力以外、新潟県民はこぞって柏崎原発の再稼働に反対するようになっていけば、本当の力となると思います。

つぎに関心があるのが、政策の中身ですが、これについては資料がないのでここではふれません。

言葉の使い方

最近の選挙では、インターネットとくにSNSにより、言葉の影響力が格段に大きくなっています。

たとえば前回の衆議院選挙では、希望の党の小池代表が『排除』という言葉を使って失速しました。それに対して立憲民主党の枝野代表は『筋を通す』という言葉で躍進することができました。

しかし本来政党は基本政策一致するから政党なのですから、基本政策が一致しない場合は『排除』するべきなのです。希望の党の小池代表の発言は、何も問題はないはずです。しかし失速しました。

一方の立憲民主党の枝野代表は、希望の党に入りたかったけど入れてもらえなかった。だから緊急避難的に新党を立ち上げたのです。決して筋など通していないのですが、躍進しました。

たしかに和を以て貴しとなす日本の国情には、『排除』という言葉は大衆受けしなかったのでしょう。対して武士道ではないけど『筋を通す』とは、日本人受けする言葉だと思います。

あのときはわたしは、なにかマスコミに踊らされた気がしてならないのです。

そうした反省から、今回の新潟知事選挙では、とくにネット上で、各候補はどのような『言葉』で戦うのか注目しています。

新潟のことは新潟で決める

本日の第一声では、野党の国会議員がそろいぶみして安倍内閣を批判していましたが、知事選=国政ではないし、原発問題=与野党の問題ではありません。

なので、中央の対立をストレートに持ち込んだような選挙については、どうかなと感じています。原発問題よりも与野党の対立のみが争点化されるようでは白けそうです。

与党を支持するみなさんには、本当に原発はいいのかいと問いたいのです。野党共闘を支持するみなさんには、中央の政局より新潟県のことを考えて欲しいと思っています。

新潟県の知事選です。国政よりは県政、東京よりは新潟という視点で考えていきたいものです。

前知事はスキャンダルによって辞任したけれども、新潟県における脱原発の流れは変わらなかった、そう言われるようにしたいと切望しています。

以上

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